沖縄にしかいない虫は多い
日本のエレガントな昆虫のイラストを依頼した際に、名前を知らないままお願いしたのが、チョウトンボとナナホシキンカメムシ。ナナホシキンカメムシは色合いだけで選んだので、沖縄にしか棲息しないことは知らなかった。沖縄は亜熱帯。そのため希少種も多い。しかし、こと昆虫になると、東南アジアのように日本とはまったく形状が異なるものはいない。それでも、この昆虫だけは無意識に選んでしまった。チョウトンボと同様に、写真でも目にする機会は少ないが、「世界に誇る日本の美」として並べてはみた。しかし、意外と簡単に手に入れることができてしまう。飼育してみると興味を惹かれる生態であった。
ちなみにチョウトンボは近くの公園で発見。いつか撮影できたら、ご報告します。
![](https://i0.wp.com/dearcreature.net/wp-content/uploads/2023/05/cyoutonbo-686x1024.jpg?resize=686%2C1024&ssl=1)
依頼したイラスト。チョウトンボは関東近辺でも見られるが、残念ながら見たことはない。
![](https://i0.wp.com/dearcreature.net/wp-content/uploads/2023/05/nanahosikinkamemusi-784x1024.jpg?resize=765%2C999&ssl=1)
今回主役のナナホシキンカメムシ。キンカメムシ特有の光沢が美しい。もちろん関東近辺では見られない。今のところ。